チームValueの例 – 素早く試行錯誤する仕事の進め方について
こんにちわ。組織開発がミッションの人事グループ・組織開発室に所属しているてぃーびーです。
今年度、組織変更のタイミングで自分たちの部門のValueを改定しました。
Valueは掲げるだけではなく、実際に体現することが重要です。
今回はValueの1つである「素早く試行錯誤する」について、体現した活動の例を紹介します。
素早く試行錯誤する
私たちの部門では「素早く試行錯誤する」というValueを掲げています。
「素早く試行錯誤する」
できるだけ小さく検証できる単位で組織施策を進める。小さい単位で価値の有無を確認しつつ、大きく広げていく。
- こうやるよ
- 一部の部署で協力をいただき施策の試行を小さく開始する
- これはやらないよ
- 大きな取り組みを区切らずに長期間をかけて一気に進める
素早く試行錯誤する例
分析レポートの変更を即時で試して現場確認をする
現在私たちの部門では従業員エンゲージメントパルスサーベイを運用しています。
そして、毎月のアンケート結果を元に、マネージャー向けに結果レポートを提供しています。
このレポートの内容について、各部からのフィードバックを受けつつ、内容が軽微であれば即変更を試みて使用感を現場に確認してもらい、よさそうであれば正式適用する、ということを時折実施しています。
なお、このレポート改善の取り組みはハヂメが取り組んでくれています。
グレード充足状況を確認するためのシートの導入
マネージャーとメンバーで個人成長の現在地を継続的に確認するためのシートを作りました。
この施策を進める際に、素早く試作版を作り、個別に行っていた新任評価者向けのサポートの一部として一緒にお試ししたり、一部の部門のマネージャーにお試しで使ってもらいました。複数の利用ケースにおいて有用である、というフィードバックを得ることができたため、改めて全社向けのツールとして仕上げ、正式版を公開するというステップを踏むことができました。
先行お試しの過程で利用した上での改善提案も複数もらえて、その内容を適用した上での全社展開をすることもできました。
※なお、全社必須ではなく、任意利用のツールです。
シートや新任評価者向けのサポートについては以下を参照ください。
まとめ
人事の業務は比較的長期間であったり、大きな塊で進めざるを得ないものが含まれます。
かといって、すべてがそういったものばかりではありません。短期に素早く確認できるものは小さく改善を回したほうがうまく行きやすい、というのは開発畑出身としての実感もあり、このValueは大切に考えています。